種類を知って考えたい!カーテンの選び方

Aya F. Aya F.
STORY, FUJIE TEXTILE CO.,LTD (株)フジエテキスタイル FUJIE TEXTILE CO.,LTD (株)フジエテキスタイル Modern windows & doors
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カーテンはほとんどのお宅で、どこかしらに使われることがある必須インテリアアイテムです。プライバシーを確保することはもちろんのこと、お部屋に彩を添えたりパーテーション代わりに使ったりすることもあるかと思います。用途に応じて種類を使い分けることも、インテリアに変化をもたらすために知っておきたいもの。今回はいろいろな種類のカーテンを取り上げます。

種類その1・スライド式パネルカーテン

カーテンというと、横にスライドする種類のものを思い浮かべることが多いと思います。こちらのものも、スライドするという意味では同じなのですが、ごく一般的に想像するもののようにたわみのある布ではなく、パネルカーテンと呼ばれるもの。一枚の布を引き戸のようにして使います。ひだがないため、すっきりとシンプルな印象になります。生地は薄手の物が多いため、採光にも適しています。ただ、たわまないため、開け放ちたいときにもパネル一枚分の収納スペースが必要なので、取り付ける場所には注意が必要です。

種類その2・インテリアとしてのカーテン

こちらのゴージャスな寝室は、ロシアのデザイナー・Marina Sarkisyanの手によるもの。ミントグリーンとオレンジを基調とした空間にまとめられています。窓にはたっぷりとしたグリーンのカーテンが天井近くから床まで吊るされていますが、こちら、実用というよりは装飾性の強いものになっています。窓の下枠が室内に突き出た形になっているため、横方向へのカーテンにするとちょっと不格好に。そのため、ローマンシェードと呼ばれる下にたわみを作りながら上下するカーテンが遮光してくれるデザインとなっています。

種類その3・カーテンの代わりに個性的なブラインド

D`s HOUSE, dwarf dwarf Scandinavian style living room

普通のものではちょっとつまらない、という方、すっきりした印象にしたいけれど、ちゃんとプライバシーも確保したい、という場合に選択肢として挙げられるカーテンの種類がブラインドです。アルミのブラインドは、個性的な色を選ばなければ、シンプルでモダンな印象になりますし、こちらのように木製のスラットを使ったブラインドを用いると、ナチュラルテイストのインテリアにもしっくりきます。アジアンテイストのお宅にもぴったりです。

モノトーンの部屋に彩を添える

落ち着いた色合いでまとめたインテリア空間は、時としてちょっとクールでさっぱりした印象になってしまうこともあるかもしれません。そんな時に取り入れていただきたいのが華やかな色や大胆なモチーフのカーテンです。こちらのように、白い薄手の生地に大き目の赤い花のモチーフがやさしくアクセントを添えてくれています。白地の分量が多いため、シックにまとめた空間を損なうことなく明るく爽やかな印象になりますね。

クラシカルな花柄で洋風の部屋

ヨーロピアンスタイルがお好みの方にはきっと喜ばれそうなのがこちらのもの。メタルのレールにリングで吊るしたクラシカルな種類のものは、アンティーク風の家具との相性が抜群です。こちらのように、カーテンの花柄に合わせたクッションが統一感のある内装に感じさせてくれます。余談ですが、しっかりと遮光したい部屋や冬に冷気が入りやすい部屋では、このように床まで届くタイプのものが快適な空間を作ってくれますよ。

柄と無地のコンビでよりスタイリッシュに

柄物のカーテンは、種類によっては個性が強すぎてインテリアとの相性を考えなければならないことも。逆に、シンプルな内装に、そのが柄がパンチのきいたアクセントを生み出してくれることもあります。こちらのリビングは、ナチュラルテイストのインテリア。優しいからし色を選んでいますが、目を引くのは柄と無地との二色使いになっていること。柄だけや無地だけとは違ったよりスタイリッシュな印象になります。ちょっと真似したいアイデアですよね。

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