青空を望む吹き抜けの家

A.Imamura A.Imamura
ルーフバルコニーから富士山&江ノ島ビュー。進化し続ける葉山のスケルトンハウス, エンジョイワークス一級建築士事務所 エンジョイワークス一級建築士事務所 Eclectic style balcony, veranda & terrace
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風が爽やかに通り抜け、身近に青空を感じられる吹き抜けの家。住まいのデザインと一緒に、青空を眺められる暮らしをデザインしましょう。清々しい青空、移り行く景色や季節を共に感じられる住まいは、私たちの生活を豊かなものにしてくれます。今回は、青空を望む吹き抜けの家をご紹介していきます。

吹き抜けの家には大開口できる窓を

こちらは、コの字型に中庭を囲み、庭に面して大きく開口できる窓が魅力の吹き抜けの家。開放的な吹き抜けの家は、高い天井高を利用し窓を大きく配置、いつも青空と光が差し込む明るい住まいが実現します。中庭に面する窓の位置は、外からの視線を気にすることなくゆったりと過ごすことができるよう配慮されています。渡り廊下を挟んだ向かい側の寝室もおおらかに壁一面半を開放できるようになっており、どの時間帯でも住まいに風と光をもたらしてくれます。

スキップフロアで開放感を

こちらは、スキップフロアを利用し空間にリズム感のあるズレを生むことで、壁のない吹き抜けの家をデザインしています。遮る壁のない広々とした空間をさらに繋げるのは、中心に位置するスケルトンの階段。階段部分に合わせ、天井と正面の明り取りを大きく取ることで、屋内にいても戸外の空や緑に包まれている感覚を味わえる空間が実現しました。

高い天井高と吹き抜けの家

波間に浮かぶ帆船のデッキのような白いモダンな住まい。こちらの吹き抜けの家は、ハンモックを揺らす風にそよがれながら大きな青空を楽しむことができます。土地の勾配に合わせて設計された吹き抜けの家は、片流れ屋根を利用し天井まで届く大きな窓が印象的です。白い室内と青空のコントラストが美しくリビングに映えます。

クレジット: a.fukuzawa

バルコニーからの眺望

もし高台に位置する住まいならば、バルコニーから一面の青空を眺められる場所をつくってみましょう。こちらのように、透明なバルコニー柵ならば、配置した椅子に腰かけても柵が視線を遮ることなく、抜けるような景色を存分に楽しむことができます。大きめのテラスの場合、可動式のルーフを備え付けることで、天気や気分にあわせて、外の景色を楽しめる充実した場所となります。

夕焼けも存分に楽しめるバスルーム

開放的な吹き抜けの家には、やはりオープンなバスルームが似合います。こちらは、壁二面に大きく窓を設置し、湯船につかりながら、沈みゆく夕焼けを楽しめる素敵なバスルーム。バスルームの窓とバスタブの位置は、充実したバスタイムにとって大変重要です。開放的な窓から眺める外の景色は、一日の疲れを存分に癒すバスタイムを実現してくれます。

内と外が交わる

Pit house, UID UID Modern kitchen

こちらは、ナチュラルシンプルな外観からは想像できない素敵な吹き抜けの家。半地下、スキップフロア、またダイナミックな吹き抜けの曲線が外部と内部、動線や居場所を曲げたり交錯させることで、まるで室内でピクニックをしているような心地よさを感じる住まいです。室内は外観共に木材が多く使用されており、木の香りが漂い、室内と内部が交錯するような間取りは、室内にいても青空を身近なものに感じさせてくれます。

クレジット: PHOTO/Hiroshi Ueda

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