”トロピカル”。この言葉を聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?南国の家やカラフルなもの、ココナッツやマンゴーなど、いずれにせよ暖かくて明るいイメージが浮かぶのではないでしょうか。でもトロピカルな家は南国に限りません。カラフルなものを取り入れ緑の植物を置くだけで、空間は明るくなってきます。今回はそんなトロピカルカラーを取り入れてつくられた家をまとめていきます。
木材が温かく空間を包み込み、ユニークなインテリアで飾られたこちらのリビング。大きな窓から見える緑と、テーブルの上の色鮮やかな置物はトロピカルな雰囲気を醸し出しています。ところどころに置かれる植物や間接照明など計算しつくられ、ぬくもりの感じられる空間に仕上がっています。こちらはブラジルのインテリアコーディネーターに手掛けられたもの。沢山の人が集まる、にぎやかなリビングになりそうですね。
眩しいほどのイエローの壁に奇麗なプール、そして大きめな木を添えたトロピカルなこちらの家。メキシコの建築家によってつくられました。オシャレな螺旋階段にいくつもの照明で、楽しい気分になれそうな空間に仕上がっています。
こちらは東京で活動するユミラ建築設計室によってつくられたバルコニー。イエローで囲まれた空間で、太陽の光も十分に浴びることができます。日よけや布もカラフルなものを取り入れトロピカルに仕上がっています。友達とお酒を飲んで音楽でもかければ、そこはもう南国の家のようですね。
メキシコの建築家によってつくられたこちらの家は、自然の色を感じられる一体感のある空間です。海や空、また緑を眺めながらゆったりと食事ができる贅沢な時間を過ごせそう。ヤシの木や、テーブルにはオレンジのお花を置きトロピカルな雰囲気も出しています。気持ちのいい風を感じられそうですね。
イギリスのインテリアコーディネーターが手掛けたのは、ピンクをベースにトロピカルカラーで仕上げたこちらの家。ピンクで彩られる空間は室内だけでなく、それはバルコニーまでも続いています。明るい気分は外に出たって変わらず、緑と一緒にリフレッシュもできますね。中と外が一体しているような空間に仕上がりました。
こちらはすっきりと清潔感のある空間です。ホワイトをベースに、さわやかな緑の植物やカラフルなインテリアを添えて、トロピカルな雰囲気が漂っています。こちらはブラジルの建築家によってつくられた家。シンプルな空間でも、何を飾っていくかによってどんな雰囲気もつくることができるのですね。
アメリカの建築家SPECHT HARPMANによって手掛けられたのは、ホワイトをベースにしたこちらの家。ざっくりと大きく切り抜かれた外の壁の向こうには、南国感漂う木々たちのざわめき。ホワイトとブルーの空間に、風に揺れる葉の音でゆったりと優雅な気分を味わえそう。清潔感のあるトロピカルな家に仕上がりました。
東京を中心に活動するNUリノベーションが手掛けたのは、真っ青のドアやターコイズブルーの壁面など大胆な色使いが印象的なこちらのリビング。家具はブラウンで統一されていますが、インテリアには赤や柄のあるものを取り入れたり、植物を置いたりしてトロピカルな雰囲気を醸し出しています。
ブラジルの建築家Ferraro Habitatによって手がけられたのは、ダークブラウンの木材でつくられた家に、トロピカルな色を取り入れオシャレに仕上がったこちらのベッドルーム。落ち着いた雰囲気が漂いますが、外の光を沢山取り入れ昼間は明るい空間に。夜はベッドの可愛いライトでロマンチックな時間を過ごせそう。
こちらは明るい色の木材でつくられた家に、オシャレな植物と壁に4色の色を取り入れトロピカルに仕上がった空間です。ポイントを抑えていれば、どんな空間だってつくれてしまうもの。トロピカルな雰囲気にしたければ、カラフルな色を取り入れ緑の植物を置く。そうすることでなんだか気分も明るくなってくる気がしませんか?