家を建てる前に考えたい!住まいの空間のメリットとデメリットの比較

土間リビングの家, FCD FCD Modern corridor, hallway & stairs
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家を建てるには多くのお金や時間が必要となります。そのため家が気に入らないからと、簡単に建て直すことはできないでしょう。また家の一部の空間であったとしても、それは同じです。例えば、家に土間を取り付けたとして、それが気に入らなくても簡単に改築することはできません。そのため家を建てる際には様々なことを考えなくてはいけないでしょう。そこで、今回は「吹き抜け」、「スキップフロア」、「土間」、「踊り場」、「パントリー」を取り上げて、それぞれのメリットとデメリットを紹介したいと思います。ぜひメリットとデメリットを比較して、これから建てる家に必要かどうか、考えてみましょう。

1、土間のメリットとデメリットの比較

土間は日本の伝統的な建築空間です。それは床がなく地面と同じ高さとなっている場所。屋内にありながらも屋外のような中間的な場所といえるかもしれません。そんな土間ですが、屋外にある荷物を簡単に持ち込み、保管することができます。もし土間が庭と接していれば、冬の間は寒さに弱い植物を土間に簡単に移すことができます。そのため庭の延長のような空間としても使えるでしょう。また床がフローリングではないため、傷むことを気にせずに利用できます。そのため様々な用途に使うことができるでしょう。デメリットに挙げられるのは、冬場の冷えです。土間は床が無いため地面に近く、そこから冷えが直接伝わることになります。このような土間のメリットとデメリットの比較は「知っておきたい!いま流行りの土間のメリット・デメリット」で紹介しています。

2、吹き抜けのメリットとデメリットの比較

吹き抜けは、各階の間の床がない天井の高い空間となる建築空間のことです。天井が高くなれば、視覚的な圧迫感がなく、解放感を感じることができるでしょう。また1階部分で太陽の光を取り入れにくい家でも、2階の窓から光を取り込み、吹き抜けを通じて、1階へと光を伝えることができます。このように吹き抜けは、狭い家や暗い家であっても、解放感や明るさを感じることができるのです。ただしデメリットもあります。それは空調効率の悪さ。空間が広くなる分、それを暖めるのは簡単ではありません。そのため電気代が高くなってしまうことも考える必要があるでしょう。このような吹き抜けのメリットとデメリットの比較は「吹き抜けのメリット、デメリット」で紹介しています。

3、スキップフロアのメリットとデメリットの比較

スキップフロアは、フロアの高さを変えて空間を構成する建築空間のことです。例えば1階と2階の間に中間階を設ける形で、空間を階段状に構成するものが多く見られます。このようなスキップフロアは、ドアなどを使わなくとも空間を区切ることができます。そのため家の中に多くの壁が生まれず、常に家族の気配を感じることができるでしょう。またスキップフロアでは、中間階のために1.5層分の吹き抜けが生まれ、吹き抜けに比べると空調効果の高い天井の高い空間を作ることができます。デメリットに挙げられるのは、段差が多くなるためバリアフリーでなくなってしまうこと。そのため子供や老人にとっては住みにくい場所になってしまうでしょう。こうしたスキップフロアのメリットとデメリットの比較は「スキップフロアの知っておきたいメリット・デメリットまとめ」で紹介しています。

4、踊り場のメリットとデメリットの比較

踊り場は階段の途中に設けられた休憩や階段の方向転換のための広い場所。そんな踊り場は、階段が連続することを避け、休憩をできる場所となります。そのため普通の階段に比べると上り下りが楽になります。またお年寄りや小さな子供でも安心して使える安全な階段とも言えるでしょう。また踊り場を生かして、階段周りを有効活用することもできます。こうしたメリットに対して、もちろんデメリットも挙げることができます。それは、踊り場付きの階段の場合、大きなスペースを取ってしまうことです。それは狭い家であれば大きな問題となるでしょう。狭小住宅の場合には、踊り場を小さくする、もしくは設置しない方が賢明かもしれません。こうした踊り場のメリット、デメリットの比較については、「踊り場のメリット・デメリットまとめ集」で詳細を紹介しています。

5、パントリーのメリットとデメリットの比較

パントリーは、キッチンやその近くに設置される食品や飲み物を保管するスペースのことです。それは収納を目的とするスペースとなるため、豊富な収納力を誇り、食品だけでなく食器なども収めることができます。パントリーがあれば、キッチンにものが溢れることなく、すっきりしたスペースにすることができます。そのため気兼ねなく調理に集中することができるでしょう。また買いだめもできるため、災害に備えた食料の備蓄もできます。デメリットを挙げられるのは、パントリーがスペースを必要とすること。そのため小さな家や小さなキッチンの場合は、パントリーの導入が簡単でないでしょう。このようなパントリーのメリットやデメリットについては、「パントリーで余裕のあるキッチンに!そのメリット・デメリット」で詳細を紹介しています。

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