子供のベッド、どんなのを選ぼう?

Aya F. Aya F.
さまざまの居所のある住まい, m+h建築設計スタジオ m+h建築設計スタジオ Modern nursery/kids room
Loading admin actions …

子供はあっという間に大きくなってしまうため、小さい子用の家具を買ってもあっという間に使えなくなってしまうということもよくあるのでは?例えばベッドは、小さな子用のものでは数年で買い替えが必要になったりしますよね。今回は子供のためのベッド選びについて考えます。デザインを重視する方法、長く使うための工夫などをご紹介していきます。気を付けたいポイントなどもまとめてみました。

ロフトベッド下を子供の隠れ家風に使う

ロフトベッドは、子供の寝室でもよく見かける家具。梯子の上り下りができるくらいの年齢になったら取り入れてもよさそうです。一人用のものであれば、ロフト下は遊び場としてキープしたいですね。こちらの家具では、ロフト下にクッションソファを置き、カーテンを閉められるようにすることで、隠れ家っぽい雰囲気を作り出しています。狭くて一人になれる空間は、子供の大好きな場所のひとつ。想像力を掻き立てるキッズルームになりそうですね。

女の子が喜ぶ!天蓋付きベッド

D`s HOUSE, dwarf dwarf Scandinavian style nursery/kids room

女の子が憧れるお姫様の部屋を代表するのが、天蓋付きのベッド。こちらは新潟の建築家・dwarfの手がけたお宅の一室です。白、赤、ピンクをベースにコーディネートされたお部屋の真ん中には、レースのカーテンがついた天蓋が吊るされています。メルヘンチックなインテリアですが、大きな家具は白を基調としているため、年齢が上がるとともに、小物やラグを変えるだけで、イメージチェンジも簡単にできそう。家具を長く使うための工夫がなされています。

省スペースを考えた家具選び

コンパクトな家の子供部屋では、必要な家具もなるべくまとめて省スペースに心がけたいものです。こちらのロフトベッドは、ロフト下がデスクとなっているだけでなく、梯子の奥にも収納スペースがとられているため、本や小物などを収めることも可能になっています。3つの家具が一つにまとめられているため、小ぢんまりとした部屋を複数の子どもがシェアするようなお宅にはもってこいですね。最近では、いろいろ組み合わせを変えられるようなユニット家具もあるので、要チェックです!

大きなロフトスペースで寝床も自在

ベッドは成長とともに買い替えが必要になることも。家を新築したり改装したりする場合に一考してほしいのがロフトを作りつけること。例えばこちらのお宅では、左右対称にデザインされた子供部屋に、それぞれロフトスペースが作られています。割と広々とした空間なので、マットレスを置いたり布団を敷いたりできるだけでなく、ちょっとした遊び場にもなりそうです。下では勉強を、上はゆったり休む場所、と決めると、生活にもメリハリがつきそうですね。

収納も大容量

コンパクトにまとめるのにおすすめのユニット家具。こちらのものは、ロフトの半分に棚を配置することで、大容量の収納を可能にしています。また、棚からT字型に張り出すように置かれたデスクは、ロフトの真下に置かれた場合よりも手元が明るくなるため、勉強をするのにも向いています。こちらのユニット家具で、とても便利なのが、ベッドに取り付けられた小物用の棚。寝る前に読んでいた本や目覚まし時計などを置くスペースとして活躍します。

三人部屋にも上手に対応

子供がまだ小さいころには、個室にせず寝る場所を一部屋にレイアウトするということは、よくあるのでは?二人まではスペースがあるけれど、もう一人は?というときには、こちらのようなアイデアもよさそうです。小上がりになった空間に、マットレスを二つ敷き、その上にもう一人分のロフトスペースが作りつけられています。天井と壁面で支える構造なので、下もすっきりとしますし、天井の一部のみがロフト構造なので、開放的です。

Need help with your home project?
Get in touch!

Highlights from our magazine