究極の断捨離方法、ミニマリストのすすめ

北烏山の住宅, 水石浩太建築設計室/ MIZUISHI Architect Atelier 水石浩太建築設計室/ MIZUISHI Architect Atelier Modern conservatory
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断捨離方法やノウハウ本は最近ではかなり浸透しており、断捨離に挑戦をしてみたい!もしくは既に実践された方も多くいらっしゃると思います。今日はマニュアル通りに断捨離を行ったはずなのになぜかリバウンドしてしまった… という方々に是非お試し頂きたい断捨離方法をご紹介します。

ミニマリズム

断捨離の思想は実はかなり以前より美術作品や、建築の中にミニマリズムとして存在していました。片付けの面からこの思考を世に広めたのは、断捨離の元祖と呼ぶに相応しい二人の男性です。2009年頃、アメリカで「The Minimalists」として現れWEB上で彼らのポリシーを訴えたところ、沢山の人々に支持をされ各地で公演を行うまでに成功しました。お金を稼いでいた20代、モノはあったがストレスがあり幸せではなかったという経験から、余分な時間や物を断捨離することで、本当に大切なものに集中できる余裕が生まれ人生が豊かになると定義しています。

残したい物リストを作る

断捨離は基本〝本当に必要ではない物を処分する〟という方法で行いますが、試してみたが上手くいかなかった… やどうやって捨てる物を選んだら良いか分からないという場合、このミニマリストの考えに基づいた断捨離をおすすめしています。まず本当に必要だと思われる物を紙面上に記入し、その枠から外れた物は全て捨てるという、少し思い切った断捨離方法です。例えば、①ノートパソコン➁iPhone➂寝具➃洋服⑤食器⑥〇〇といった具合に項目別に残したい物を記載します。そこから各分野の詳細や個数を食器(カラトリー:スプーン4、フォーク4、お皿大2、小4)と具体的に決定していきます。後はそのリストに載っていない物達と勇気を持ってサヨナラをするだけです。

採光を得る

断捨離に成功し、更にミニマリストとして生活をエンジョイされている方のお部屋にお邪魔すると、光を遮る家具や小物が全くないので、まるでサンルームのような明るく太陽光が差し込む広々とした空間が感じられます。大物家具のベッドを持たず布団派が多いのも特徴的です。最近では折り畳む事が出来るマットレスも人気のようですね。もちろん断捨離した事によりお掃除も楽になり、頻繁にそして簡単にお手入れが出来る為殆どのお宅にホコリ一つありません。

素材に拘る

断捨離を正しい方法で繰り返している皆さんが必ずと言って良いほど気が付いてくるポイントですが、手元に残る物とは、使い勝手が良い、又は愛着があるからなどといったソフト面の理由も多少はありますが、結局のところはクオリティーの高い代物だけが長い目でみてもサバイバルするという事実です。量を減らして、質を向上する!を心掛けていれば断捨離は必ず成功します。更にその場しのぎの安価なグッズは買わない=増やさないと覚悟してしまえば、断捨離直後のスッキリとした状態をキープ出来ると断言します。

断捨離のゴール

プロの建築士やインテリアデザイナーによって整ってデザインされた空間に今満足をされているのであれば、その美しいお部屋を引き渡された直後のスッキリさをキープしたいはず。あきらめずに是非もう一度断捨離に挑戦をしてみましょう。ただ断捨離には教えやメソッドというものはありますが、完成形というものはありません。あくまでも毎日の個人の習慣やライフスタイルに合わせて変化していくべきものなのです。成長にあわせて「断捨離方法」も進化をさせていきましょう。選び抜かれた物に囲まれた生活は充実したものになる事は言うまでもありません。

【断捨離については、こちらの記事でも紹介しています】

※ シンプルに始める!断捨離のコツ

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