一色加えるだけでぐんとおしゃれに！真似したい差し色の使い方best5

差し色が取り入れやすく、しかも効果的なのがアームチェアやソファです。ソファはサイズが大きくインテリアの印象を左右するため、ベージュやブラウン、黒など無難な色を選んでいる方が多いかもしれません。しかし、壁や床の色、キャビネットやテーブルなど他の大きな要素を中間色で統一しているのなら、ソファには鮮やかな色を取り入れても大丈夫。中でも赤はとても強い色ですが、差し色としては失敗が少ない定番色です。脱着可能なソファカバーから挑戦してみるのもあり。

ダイニングチェアもソファ同様に差し色を取り入れやすいアイテムです。栃木県の建築家小野里信建築アトリエによるこちらの住宅は、開放感溢れる広々としたLDKをインテリアの色使いによって統一感ある見た目としています。そう、手前に見えるブルーのダイニングチェアと奥のソファです。鮮やかで高級感のあるブルーが深い飴色の木製家具とコントラストを作成しつつ、広い面積にレイアウトされたダイニングとリビング二つをつなぐ機能を果たしています。

家具や小物以外で差し色を加えるなら壁がおすすめ。こちらは鮮やかなイエローがとても印象的なトイレです。タオルはイエローの補色であるブルーを選んで抜かりなく。トイレのような狭い空間は遊び心のあるデザインや大胆な色使いにも挑戦しやすい場所です。飽きたり気分が変わったらまた塗り替えればいいのです。差し色をもっと楽しみましょう！

ダイニングに差し色を加えるならダイニングチェアで… と先述しましたが、ダイニングチェアを幾つか揃いで新規購入するとなるとかなりコストがかさみます。それよりもっと手軽に差し色を試してみたい！という場合はランプシェードで試すのがおすすめです。ダイニングテーブルの上部にペンダントライトを設置しているのなら、シェードを好きなビビッドカラーに変更してみましょう。それだけでもダイニングの雰囲気ががらりと変わるはずです！コストもダイニングチェアよりは抑えることができます。

インテリアを外国風の雰囲気にしたい、ショップやカフェ風にしたいという場合は思い切って大型家電で色を取り入れます。例えばこちらのキッチンのような鮮やかな赤い冷蔵庫。明るい色の木材が基調となっているナチュラルなインテリアにパンチが加わり、見せる収納でディスプレイされた小物も相まっておしゃれなダイナーのような雰囲気です。家電を買い換えるタイミングがあるなら試す価値ありです!