狭いバスルームでも快適にする方法まとめ

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
Objekt 254, meier architekten zürich meier architekten zürich Modern bathroom
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一日の疲れを洗い流すお風呂。しかし、自宅に広々とした開放的なバスルームを持っている方は少ないと思います。そこで今回は、狭いお風呂を広く見せてゆっくりリラックスできるバスルーム作りのアイデアを紹介していきます。狭いながらも工夫次第でより開放的で心地良い場所にすることができるので、是非このアイデアを試してゆったりと疲れを癒せるお風呂に変えてみて下さい!新築やリノベーションを考えている方も、バスルームのデザインに是非取り入れてみて下さい!

明るい色の壁

お風呂の壁の色を黒系の色にしていませんか?ダーク系の色は重厚感があり簡単にかっこいいデザインにできるので、お風呂の壁にも取り入れている方はいると思います。しかし、黒系の色は縮こまって小さく見える収縮色でもあるので、狭いお風呂に使うにはお勧めできません。反対に、白などの明るい色は膨らんで大きく見える膨張色なので、狭いバスルームの壁に使うと広がりのある空間に感じさせてくれます。

ガラスで仕切る

GALDK-03, W.D.A W.D.A Asian style bathroom

お風呂と洗面所を仕切る扉や壁に透明なガラスを使ってみるのも1つの方法です。そうすることで、お風呂空間はもちろんのこと、洗面所までも広々とした空間にすることができます。こちらのW.D.Aが手掛けた住宅のバスルームのようはガラスの仕切りだけでなく、さらに外への大きな開口を設けて視線に奥行きを出すことで、さらに開放的なお風呂そして洗面所としてデザインされています。

写真:Junji Kojima

狭いお風呂には鏡

他の居室と同じように、狭いお風呂にも鏡を用いることで広々としたお風呂に感じることができます。もちろん、すでに鏡をお風呂に置いているお宅も多いと思いますが、より広さを効果的に感じるには鏡に映り込む画を工夫しましょう。大きな鏡を使えば簡単ですが、小さな鏡でも湯船に浸かった時に見える鏡の画を外の景色にするなど、より奥行き感と開放感を感じるものにすると効果的です。先程のガラスの仕切りと組み合わせるなどして、鏡に映り込む風景をより広々としたものに工夫してみて下さい!

輝きのある仕上げ

バスルームの壁や床などの仕上げを白い輝きのあるものを取り入れて、光の反射を利用することで開放的で爽やかな空間をつくることができます。照明の光の反射を利用することはもちろんですが、こちらの齋藤正吉建築研究所が手掛けた住宅のバスルームのように、大きな開口から存分に自然光を取り入れることで、照明の光では作り出せない爽やかさが生まれます。朝日あるいは夕日を眺めながら、身体だけでなく心も爽快にしてくれそうな素敵なバスルームです。

植物や貝殻などで飾る

狭いバスルームであることから、出来るだけものを置かないことも1つの方法ですが、植物や貝殻などバスルームに癒しの雰囲気を取り入れることで、心にも余裕が出てきてゆったりとした時間を過ごすことができます。こちらのTERAJIMA ARCHITECTSによる住宅のバスルームは、浴室内に観葉植物を飾るだけでなく、大きな開口を設けて開放的な空間にしながら、そこに緑を植えることで一気に贅沢な風景を楽しむことができる癒しのお風呂空間を生み出しています。

狭いお風呂にはミニマルな設備を取り入れる

バスルームの設備のデザインをミニマルなスタイルのものを選ぶなどして、シンプルなものを取り入れていくとよりすっきりとしたバスルームになります。こちらのレインシャワーのように、天井に管の部分を隠してシャワーのヘッドの部分だけが見えるようなミニマルなデザインはとても効果的です。狭いバスルームのデザインを考える際は、全体はもちろんのこと是非細部のデザインもこだわってみて下さい。

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