収納はあればあるほど助かります。ですがクローゼットや納戸を設置するにも広さに限りがありますよね。空間をなるべく広く保ちつつ収納力を上げるには床下収納を設ける、空間に合わせて家具を造り付けるなどの工夫が必要です。今回は様々な方法で収納力をアップさせるアイデアをいくつかご紹介いたします。お部屋が綺麗に整っていれば、頭も心もすっきりした毎日が過ごせそうですね。
こちらは住宅地の細長い敷地に建てられた住まいです。ダイニングキッチンの後ろの階段下に設置された造り付けの収納棚には家電や食器が綺麗に収納されおり、デッドスペースも無駄なく有効に活用されています。階段や収納棚に使われた木の素材が温かみのある雰囲気を作り出しています。
床に高低差を設けられたリビングにはところどころに技ありの収納が見られます。壁には収納兼ベンチが作られ、フロアを上り下りする階段にもベンチとしての機能も持たせ、さらにそこにもちょっとしたものを収納することができます。好きな場所に座ってリラックスしながら家族団欒を楽しめそうな、温かみのある空間です。これぞ造作家具の魅力ですね。
和モダン住宅のリビングには小上がりの和室が設けられ、その下部には、引き出し式収納が設けられました。引き出しは子供のおもちゃ用収納として利用されているようです。リビングや和室にこれだけ十分な収納があれば、お部屋もすっきり片付きそうですね。
こちらは韓国の建築家が手がけた住まいです。フロアは一段高く作られ、その下はなんと一面に床下収納が設けられています。さらに壁一面のクローゼットと合わせるとかなりの収納力ですね。床下収納はボックス型に区切られており、部分的に開け閉めができるなど、使いやすい工夫が施されています。
中庭テラスに上がる階段にベンチ収納が設けられました。子供達のおもちゃなどはここに収納できるようになっています。収納力も十分あり、ベンチに腰をかけてテラスで遊んでいる子供達と会話を楽しんだりすることもでき、まさに一石二鳥の造作家具です。
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