階段の照明についての総まとめ!

Kawase Minori Kawase Minori
Entrance Hall , Studio Hooton Studio Hooton Modern corridor, hallway & stairs
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階段の照明は、「暗くなったときに足元が見えないと危ないから」。という実用的な場合で使われることが多いと思います。さらに、階段はそこに長く滞在するわけではありません。場所と場所の移動のときに通るだけであり、家の中においてはこだわらなくても気にならない場所のひとつ、とも言えるでしょう。しかし、リビングやダイニングといった共有の部屋は1階で、寝室は大抵2階にあることが多いですよね?さらにプライベートの部屋も多くは2階以上にあると思います。そう考えると、階段を使うときはどこか特別な空間に行く道。と考えると、階段に対するイメージが膨らんでくるかもしれません。今回はそんな階段の演出に欠かせない「階段照明」についてのまとめを紹介したいと思います!

プランを立てる

階段を使うときは自宅に仕事場がある人はモチベーションを上げるためか、寝室に行く人はリラックスのためか、はたまた自然光たっぷりで人口照明は控えめに、など階段の持つイメージは人それぞれです。主なイメージが決まったならば、昼間の顔と夜の顔を見比べてみる必要があります。昼間と夜の階段は明るさも雰囲気もまるで変わります。主に照明を使うときは暗くなった夜のため、階段の照明を決める際はなるべく夜の様子を見ながら検討してみるのがいいでしょう。

モダンなLEDライト

低コストで長持ちする省エネ力抜群のLEDライト。光の色は大変明るいため、階段付近が暗いという人や、きちんと足元が見えるのがいいといういう人にとってはオススメです。この写真ではそんな光をやわらげるために部分部分でうまく散らばるように設置されています。その様子がまるで光の階段のようであり、ロマンチックな雰囲気も作り上げています。

ムーディな光

さて、照明自体のデザインとともに考えるのが光の持つ雰囲気です。夕焼けを思い起こさせる暖色系や、間接照明のように柔らかい包み込むような光か。1階と2階をつなぐ階段をどのような雰囲気にしたいですか?この幻想的な照明は東京都の飛松陶器が手がけられたものです。まるで家の中でポッカリと浮かんだ月のよう。家の中での世界観を幻想的な物とともに広げてくれます。

影の部分もこだわる

光とともに常にあるのは影。足元を照らすという照明において、照らされる光の方に意識が向かいがちですが、それによってできる影も見落としてはいけません。例えば、影が模様を描くようなものを選ぶとそれだけで、まるで壁紙まで変わったかのよう。夜になるとゴージャスな模様が浮き上がるなんてとてもロマンチックですよね。また、影と光のコントラストが美しいグラデーションになるように、など色々な光と影のライティングのデザインをするのも楽しいかもしれません。

クラシックそれともスタイリッシュ?

照明のスタイルで階段の雰囲気も変わります。まずはおおまかな希望の印象をはっきりさせるといいでしょう。ヨーロッパの家のような豪華な装飾のものか、モダンなデザインの家に合わせて、スタイリッシュなデザインにするか。ここでは光ではなく照明自体のデザインに焦点を当てて、探していきます。

カラフル

暖色系、寒色だけではなく、もっと色んな色も楽しみたいという方にはこのようなタイプがオススメです。強い色が好みの人は光自体が色を発するものがいいでしょうし、柔らかい変化が好みの人はこの写真のように照明のカバーの色にバラエティがあるものを選ぶと、その色を通して柔らかな色味となった照明を持つことができます。

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