家のどこに作る?書斎レイアウトのまとめ

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三角屋根の家, 林建築設計室 林建築設計室 Houses
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今回ご紹介するのは書斎レイアウト。家のちょっとした隙間に作ったものから、家族にとって大事な存在になっているスペースまで様々な書斎をまとめてみました。書斎を作るスペースは家にはないから・・・とあきらめていた方も、アイデア次第で夢が叶うかもしれません!

部屋の隅にもできる書斎レイアウト

家の中に使っていないスペース、ありませんか?観葉植物の定位置になっている場所や雑誌が積み重なっている部屋の隅など、もしかしたら書斎レイアウトを考える場合そんなスペースに可能性が隠れているかもしれません。こちらの写真のようにラップトップのパソコンが置ける少しのスペースがあればいいのです。そして、小さな書斎は部屋のアクセントになるように、ちょっと遊び心を取り入れてもいいですね。写真のようにきれいな色で仕上げたら、小さくても部屋を華やかに彩ってくれる役目もしてくれます。

階段の下にレイアウト

階段の下は収納場所として使われることが多いですが、“静かに集中したい場所”として書斎レイアウトをする場合、ここのスペースはもってこいだと思いませんか?ボリュームを抑えた心地よい場所は自分だけの特別な時間を価値あるものにしてくれそうです。そして、上部が吹き抜けていて、さらに外がのぞける小さな窓も設けられてるので、この面積でも窮屈感を感じさせません。

窓辺にレイアウト

こちらの書斎はLDKの中に設けられました。さらりと控えめにレイアウトされた書斎ですが、家の中心でもあるLDKにあれば、家族みんなで使えて使い勝手もよさそうです。壁一面に作られた収納棚の上部がワークデスクになっているので、家族の成長とともに使い方の変化も楽しめます。また、窓辺にデスク部分をレイアウトしているので日中は照明がなくても気持ちよく使えそうです。

キッチンを兼用する

書斎レイアウトをしていく上でどうしてもスペースに無理がある場合は、どこかのスペースを兼用するのも一案です。例えばキッチンのカウンターを書斎として兼用してはどうでしょうか?写真のようなお洒落なキッチンであれば、なんだかカフェで仕事をしているような気分にもなってきます。ここではキッチンカウンターの奥行きを広くとっているのでハイカウンター部分は余裕があり、仕事をするにも快適に使えそうです。

造り付け家具として計画する

こちらの写真は茨城県を拠点に活動するE DODESIGNが手掛けた住宅です。アイランドキッチンの後ろは壁一面に造り付けられた収納家具。お母さんが子供の宿題を見ながら夕食の支度ができるように、その一部はワークスペースとして計画されました。書斎というとなんだかお父さん一人のためのイメージがありますが、このように家族みんなで使える書斎だと利用価値が広がりますね。

壁面を使った書斎

Appartement à Paris, Meero Meero Minimalist study/office

壁面を利用して作った小さな書斎はフランスから。10㎝程の奥行きですが扉を前に開くことでデスクとして使えます。パソコンを置くには十分のスペースですしペーパーレスが進んでいる昨今ではこんな書斎がこれからは好まれるのかもしれません。書斎レイアウトをするにあたって注意することは、書斎として使っていない時の見た目の美しさも考慮すること。写真のように色でアクセントを付ける場合は他のインテリアとのバランスにも気を付けましょう。

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